タイビン村虐殺事件
ベトナム戦争時の1966年2月にベトナムビンディン省タイビン村で韓国軍が住民65人を虐殺した事件。

・1966年2月、ベトナムビンディン省に駐屯していた大韓民国陸軍首都師団(通称猛虎部隊)は早朝にタイビン村を訪れ、住民68名を1ヶ所に集めると銃撃を加えるとともに手榴弾を投げつけて婦女子を含む65名を殺害。生存者はわずか3名。

タイビン村では虐殺された犠牲者名を記した慰霊碑と事件を記録した壁画が設けられ、生存者が虐殺の証言を行っている。


ゴダイの虐殺
同1966年2月にベトナムビンディン省で韓国軍が住民380人を虐殺した事件。
・1966年2月、南ベトナムビンディン省タイソン県ビンアン村のゴザイ集落を訪れた韓国陸軍首都機械化歩兵師団(猛虎部隊)は住民380人を集めると一時間のうちに一人残らず虐殺した。
首都師団はゴダイの虐殺と並行してビンアン村の近隣にあるタイヴィン村で1,200人を虐殺するタイヴィン虐殺を行ったとされる。

韓国政府は、ベトナムでの虐殺や強姦など、自国の過去の蛮行を公式に認めようとしていない。
韓国兵の行為には韓国のメディアも人権活動家も目を向けなかった。
その根底には、韓国人の、ベトナム人に対する人種差別意識が原因との見方もある。


ハミの虐殺
1968年2月25日に南ベトナムクアンナム省ハミ村で大韓民国海兵隊によって非武装の民間人135人が虐殺された事件。
・1968年2月12日、韓国海兵隊第2海兵旅団(青龍部隊)(は南ベトナムクアンナム省フォンニィ・フォンニャット村で民間人虐殺事件を起こしその日のうちにアメリカ軍・南ベトナム軍によって犯行が明らかにされていたが、2月25日に再び、同じクアンナム省のハミ村で女・老人・子供・135人を虐殺した。

このため、アメリカ軍内部では韓国軍を完全な後方部隊とするかベトコンが完全に支配していて誰を殺しても問題とされない地域に配置転換するべきであるとした検討が行われている。



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