【閲覧・胸糞注意】

1995年7月22日、大阪府大阪市東住吉区の住宅の建物に組み込まれたシャッター付き駐車場で火災が発生。
母親及び内縁の夫、長男は屋外に脱出したが、駐車場に隣接する浴室で入浴中だった長女(当時小6)が焼死した。

シャッター付き駐車場は当時シャッターを閉めた密閉空間状態であり入浴中の長女に逃げ場はなかったと思われる。




また、死亡した長女には死亡時支払金1500万円の生命保険契約がかけられており、長女の死亡に対して保険金支払いを請求した母親と内縁の夫には約200万円の借金があった。

「東住吉長女焼死...」の画像検索結果

そのため警察は借金返済のための保険金詐取目的の殺人との疑いを持ち、ガソリンを駐車場の床に散布、火をつけて住宅を全焼させて入浴中の長女を殺害した疑いで1995年9月10日に母親と内縁の夫を逮捕した。

一度は供述調書に同意するも、、母親と内縁の夫はこの取調べの際に拷問による自白の強要があり、警察の推定に合致する供述をさせられたと主張。

冤罪を訴える弁護士・支援者らの指摘する点は以下。
・犯行に使用された凶器(車からガソリンをポンプで吸引、ライターで火をつけたとされる)2点(ポンプ・ライター)が発見されていない。
・自白調書に不自然な点が見受けられる。
・大阪府警科学捜査研究所員が火災を検証し、自然発火だった可能性が高いと判断。
 (密封空間において、燃料系部品及びシステムの故障によりガソリンが漏れて気化し、風呂の燃焼装置の種火により発火した可能性と発表)
保険金目的殺人の理由がない
 (母親と内縁の夫に借金があったのは事実であるが、自己破産処理すれば問題はなかった)
2人ともそのような人間性ではないとの証言多数
長女は妻の連れ子であったが、家族間は円満であり殺意を持つ必要がない。

等があげられる。

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但し、上記の点はあくまで彼らの主張であり、実際には内縁の夫が連れ子である長女に性的虐待を行っていた事実を夫本人も後(2006年)に認めている。


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